平成0x29A年 二月
- 02月01日 23:20──ログの向こう、満タンのスタンプ
- 02月02日 08:10──教室の隅、透ける遺伝子
- 02月02日 12:10──縁起の筋、預金の証
- 02月02日 13:10──乾電池の献灯
- 02月03日 21:10──月の灯り、褪せぬ粒子
- 02月04日 00:20──古ぼけた電話帳とパッチの影
- 02月04日 05:00──階段踊り場の二月四日
- 02月04日 13:40──半券が照らす0.001%の未来
- 02月05日 00:50──静止軌道上の現像液
- 02月06日 10:50──回路の綻び、テレホンカードの残数
- 02月06日 13:10──改札の指紋、折りたたむ声
- 02月06日 14:30──献灯の代理
- 02月07日 01:30──プリンタの余白に、誰かの朝食
- 02月07日 04:20──薄明のスクランブル、美肌モードの避難所
- 02月07日 12:10──カーボンの帳尻、スーファミの余熱
- 02月07日 13:20──十三時二十分、改札のない駅で
- 02月07日 20:00──窓口番号19、笑わないでください
- 02月08日 03:50──真夜中のコイン・トス、あるいは徴収官の憂鬱
- 02月08日 09:10──潮風の解像度、三・五インチの越境
- 02月08日 13:30──錆びた改札、午後の法要
- 02月08日 18:30──三・五インチの閣議決定
- 02月08日 21:50──裏サイトの総理大臣
- 02月08日 22:30──棚と傘、そして五分の決断
- 02月09日 16:10──緑の電話機、空にある署名
- 02月09日 19:50──車窓のラベル面、あるいは二月の不整合
- 02月10日 01:20──プラスチックの墓標に、君の名を
- 02月10日 02:00──夜更けの受話器、白い息のエラー
- 02月10日 08:10──ちらつくCRT、カセットの余熱
- 02月11日 05:10──炉のくしゃみ、ドクトリンの紙屑
- 02月12日 09:20──ビニールハウスとコピー機の朝ごはん
- 02月12日 09:50──緑色の受話器が知っている
- 02月12日 17:00──窓拭きの高度、忘れられた更新
- 02月14日 00:50──バレンタインの針圧
- 02月15日 04:50──検閲の青い海、午前四時五十分の署名
- 02月15日 09:40──回覧板は群れて運ばれる
- 02月15日 11:40──朱肉の静寂、あるいはグリッドの微熱
- 02月16日 06:00──砂嵐の向こうのバックアップ
- 02月16日 08:20──光パケットの詰まり、真鍮色の朝
- 02月16日 16:20──校正音が響く、代講の午後
- 02月17日 06:30──公衆電話が鳴るまでは
- 02月17日 07:20──霜柱の露光、署名の溶ける朝
- 02月17日 19:00──圧力計の針と、写ルンですの封印
- 02月18日 16:10──防災倉庫のFAX、午後四時の任命
- 02月19日 01:30──夜間開園と、祖母の算盤
- 02月19日 06:50──光磁気のハミング、承認された朝
- 02月19日 18:50──夕刻の稲穂、合意は三日待つ
- 02月20日 06:50──砂嵐の保守、あるいは巻き戻せない朝のシャッター
- 02月20日 16:10──セロハンテープのドクトリン
- 02月21日 07:00──朝の祝詞、電池のあたたかさ
- 02月23日 09:40──カセットの端子に、閣議決定を吹きかけて
- 02月24日 04:40──午前四時、誰かの手を借りて
- 02月27日 03:40──錆びた磁気、カセットに息を吹きかけて
- 02月27日 05:50──ファミコンカセットと、雨垂れの法廷
- 02月27日 15:50──ビニールハウスの甘い脆弱性
- 02月28日 01:40──充電池が満たす、空白の夜
- 02月28日 16:10──テープの海で拾う声