平成0x29A年 九月
- 09月01日 19:20──折込チラシの行き先、あるいは七号線の誤差
- 09月02日 00:30──終電後の改札に、白い円盤
- 09月02日 07:20──凍った信号、MDのリズム
- 09月04日 01:00──検針票が泣いた深夜、ベンチの熱
- 09月04日 23:20──ビニール傘と再同期の夜
- 09月06日 02:40──夜のハウスに貼られた稲妻
- 09月06日 21:30──改札の赤いランプ
- 09月07日 02:20──真鍮の汚れ、磁気の重み
- 09月07日 08:20──九月の供物台、メダルが鳴る朝
- 09月08日 03:40──午前三時のアンテナ、あるいは収束する螺旋
- 09月08日 07:30──不一致の証明
- 09月09日 14:10──あの日のMD、今日の告白
- 09月10日 04:30──砂嵐の向こう、合意なき境界線
- 09月10日 14:20──青い複写と、ナルトのタイマー
- 09月10日 15:50──銀幕のハッシュ値
- 09月10日 19:20──着メロの間に、借り手の署名
- 09月11日 15:50──乾いた電池、湿った境界
- 09月13日 09:20──避難所のディスクが回るとき
- 09月14日 16:30──解読アルゴリズム、古い紙の署名
- 09月16日 02:50──現像袋の底、消えない度数
- 09月16日 03:00──雨音の周波数、回転する磁気
- 09月17日 01:10──誰もいない横丁で、通帳の夢を見る
- 09月17日 03:00──ウォークマンと、軋む署名
- 09月17日 13:00──鳩の影と、押せないスタンプ
- 09月17日 23:00──雨粒のチェックイン
- 09月19日 19:40──秋のベンチと、返しそびれた音
- 09月20日 08:10──カセット台帳と、鳴らない警報
- 09月20日 08:50──神饌データの余白に
- 09月20日 17:40──体育館の承認ログ
- 09月21日 02:20──更新されない記憶の波紋
- 09月21日 15:00──乱数ロックの隙間
- 09月21日 18:50──壁と明日のあいだ
- 09月21日 21:40──充電池が照らす、遺伝子の微細な揺らぎ
- 09月23日 15:00──銀色のホイール、空を埋める羽音
- 09月23日 15:40──レトロゲームと、巻き戻された最適解
- 09月24日 01:30──苦いスープと午前一時半の国璽
- 09月24日 10:20──紙の折り目、港の待合室
- 09月25日 20:40──センサーダストの向こう、生体認証が求める紙
- 09月25日 21:50──夜更けの案内所、銀塩の匂い
- 09月26日 05:50──遺された紙の重さ
- 09月26日 07:00──お探しのモデルは製造中止です、たぶん
- 09月26日 07:30──緑のLEDが点滅するとき、誰かの声が遠のく
- 09月26日 08:40──焼き付いた虹、周回遅れの挨拶
- 09月27日 08:40──半券が鳴らす朝
- 09月27日 17:40──印鑑と量子署名、十七時四十分の代償
- 09月28日 18:00──ビニール傘と、スーファミの値札
- 09月29日 02:10──深夜二時の磁気ストライプ
- 09月29日 10:10──通帳の裏に、青いインクの滲み
- 09月29日 22:40──畝の端で、フラッシュが光る
- 09月30日 00:20──深夜劇場の、褪せたチケットと姉の記憶
- 09月30日 17:30──パイプ椅子の玉座、誤認された鍵束