平成0x29A年 十月
- 10月01日 01:40──担保の箱、夜更けの硬貨
- 10月04日 06:00──土の匂い、欠けた署名
- 10月06日 03:40──午前三時、注文票の山
- 10月06日 12:40──折込とフロッピーの昼休み
- 10月07日 05:10──青いカセットと朝焼けの欠片
- 10月07日 05:10──乾電池プール、早朝のハイスコア
- 10月07日 13:00──回収箱の底で、番号が呼ぶ
- 10月09日 03:50──三時五十分の住人照合
- 10月09日 09:20──秒針のずれる点検室
- 10月09日 19:20──夕刻の棚割り、不確かな署名
- 10月09日 22:00──インクの匂いと千切れた糸
- 10月10日 02:10──地図の筋、匂いの履歴
- 10月10日 06:50──CRT点滅、誤配信の朝
- 10月10日 07:30──レンズ越しの再構築
- 10月10日 14:40──手動バルブとトマトの葉
- 10月10日 21:50──錆びたスロットと黄金の五分間
- 10月10日 22:40──月下の樹々、欠けた双子
- 10月11日 03:30──フロッピーに残った入国印、午前三時の案内灯
- 10月11日 07:50──同期エラー0.7秒の彼方
- 10月11日 19:50──暗室のチャイムと、親指の認可
- 10月11日 21:30──連絡網の届かない部屋、MDの止まらない夜
- 10月11日 23:20──受付番号のない夜、FAXが吐く体温
- 10月12日 02:20──午前二時の窓口番号、剥がれかけた文字盤
- 10月12日 06:40──ガレキのなかのA面
- 10月12日 21:00──指先のレガシーコード
- 10月12日 22:30──走査線の向こう、解答のないハッシュ値
- 10月13日 09:30──景品コードと消えた私
- 10月13日 14:00──静止する摩尼車と、乾電池の山
- 10月13日 23:50──端子の埃と、未決済の冒険
- 10月15日 01:50──バックヤードの朱肉
- 10月15日 23:10──香りのチケット、名前の席
- 10月16日 23:40──50度数の密書、冷めたスープの底
- 10月17日 07:20──改札の息、白いインク
- 10月17日 11:10──電話帳の最後のページ、あなたの名前
- 10月17日 11:50──不良セクタの秋空、コピー機の温もり
- 10月17日 21:30──鍵束についてくる家、ファミコンについてくる夜
- 10月18日 06:30──ノイズ混じりのモーニングコール
- 10月18日 10:50──十月の公園、代理の輪郭
- 10月19日 06:10──MOの朝焼け、決済音がする前に
- 10月19日 16:20──アフロ犬の閣議決定
- 10月19日 22:00──メダル洗浄機のノイズ、更新されない日付
- 10月20日 00:30──深夜のラーメン景品と、通らない判子
- 10月21日 11:30──停止線で埃を数える
- 10月22日 19:00──焼香の記録、署名の粒子
- 10月23日 12:30──定期券の匂い、階段の光
- 10月23日 22:50──承認の瞬き、ビニール傘の街角で
- 10月24日 01:30──深夜の改札口、通帳に挟まれた周波数
- 10月24日 10:10──鍵束のゆくえ、省人化レジの朝
- 10月24日 16:50──電話帳の埃、微睡む送電線
- 10月25日 07:20──クリックホイールの感触
- 10月26日 10:20──群れは夜明けに迷う
- 10月27日 00:40──苗床の不整合、午前零時の追肥
- 10月27日 02:50──端子の接触音、朱色の物理署名
- 10月27日 17:20──午後の研修、金木犀のバグ
- 10月29日 03:50──総理、そのラーメンまだですか?
- 10月30日 07:20──暗号に溶けた種、温室の朝
- 10月31日 09:50──錆びた配管と、零れ落ちた生コード
- 10月31日 18:50──埃のフィルター、ノイズの歌